アイウエアブランドの「マックス・ピティオン（MAX PITTION）」が、新モデル「VEGA」と「GITANE」を発表した。

両モデル共にブランド設立初期のオリジナルデザインをベースに、新たなオリジナルデザインをミックス。VEGAはマラケシュやモロッコなど放浪する旅人のようなファッションがイメージソース、GITANEは ダンスビートに乗って自分を解放する女性をイメージしながらデザインしたという。いずれもゴールドのプレートがアクセントになっている。

これら二つ新モデルの発表に合わせ、カラーフレームの新色“RUBY”、“ROCKET BLUE”、“NUDE”を用意。同フレームは既存モデルでも販売される。「デザインでこだわるのはシルエットやライン、明暗など。今回カラーフレームが加わって、光や動きなどが更に楽しめるようになった。ヌードカラーはナチュラルでセクシー印象なので特におすすめ。これからもカラーフレームによって新生マックスピティオンの世界観を広げていきたい」とデザイナーのタミー・オガラ（Tommy O'Gara）氏。フレームの素材はタキロン社のアセテート樹脂を使用。コットンオイルから生産されるこのアセテートは石油系のケミカル物質が含まれておらず、環境に配慮された素材であると共に丈夫で、エレガントな質感も実現する。

マックス・ピティオンは60から70年代のフランスを代表する老舗アイウェアブランド。クリエーティブディレクターを務めるジョン・メイヤーが版権を取得し復活させ、当時のデザインを再現した「Politician」「Shelby」「Newell」の3モデルを昨年発売した。「シュプリーム」や「ビズビム」のアイウエアも手掛けるオガラがデザインと製作を担当している。