ルイ・ヴィトンのハイジュエリー コレクション「ブレイヴァリー」、新たな4つのテーマからなる『第2章』を発表

2022.02.07
創業者ルイ・ヴィトンの生誕200年に捧げる輝かしいオマージュとして、2021年に誕生したハイジュエリー コレクション「Bravery(ブレイヴァリー)」。そのチャプター2が讃えるのは、創業者の偉大なる才能の証であるトランクとそのアイコニックな特徴の数々──錠前、スタッズ、クラスプのタイムレスな魅力を、比類なきストーンを惜しみなく使い表現した20点のハイジュエリーです。いずれも洗練を極めたデザインのマスターピースであり、ハイジュエリーデザインの新たな表現手法へと道を切り拓きます。

©Laziz Hamani
「Bravery」のチャプター1は、創業者ルイが生まれ育ったジュラの村を14歳で離れ、パリまで徒歩でした、パイオニアスピリットに捧げる賛歌として製作されました。続くチャプター2がテーマにしたのは、ルイのクリエイティブな才能の果実です。独創性と先見性に恵まれた彼は、蓋が平らなトランクを考案することで旅の世界に革命をもたらしました。

メゾンのウォッチ & ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクターを務めるフランチェスカ・アムフィテアトロフは、「コレクションは、ルイの人生のメタファーです」と語ります。「2021年6月に発表されたチャプター1で、私たちはルイのパリまでの道のりにおけるさまざまな行程を描きました。そして今回は、彼のキャリアのハイライト──異彩を放つ特徴を持ったアイコニックなトランクの考案──を讃えることにしました。これは、ルイ・ヴィトンの新たなシグネチャーをハイジュエリーの世界に落とし込む、という試みなのです」。

©Laziz Hamani
そしてチャプター2を構成するのは、4つのテーマ──「ル・・ミュルティパン」、「ル・マニェティスム」、「ラ・ミニ・マル」、そして「カクテルリング」です。いずれのピース――ネックレス、リング、ブレスレットイヤリング――も、1854年にルイ・ヴィトンが発明した著名なラゲージを讃える頌歌であり、それらの多くは色彩豊かなストーンで綴られています。

フランチェスカ・アムフィテアトロフは、エネルギッシュ、プレイフル、そしてカラフルなデザインを通して、メゾン創業者の並外れたパーソナリティに新たな光を当てました。デザインに命を吹き込んだのは卓越したサヴォアフェール(匠の技)を誇るパリのハイジュエリーアトリエであり、それを表現する手段となったのはメゾンが厳選した類い稀なカラーストーンとダイヤモンド。隅々にいたるまで生き生きとしてダイナミックな本コレクションが映し出すのは、マルチカラーのひねりを加えたメゾンのDNAとコードです。


「ル・ミュルティパン」
ピンクとグリーンのトルマリン、シトリン、アクアマリン、タンザナイト…ルイ・ヴィトンはアイコニックな錠前を再解釈した「ル・・ミュルティパン」のネックレスに、100個を超えるカラフルなストーンを散りばめました。

©Laziz Hamani
完璧な孤を描く3連にセットされた合計100カラットを超えるストーンが、42.42カラットという極めて稀少なラグーンブルー色のトルマリンと共に煌めきます。ダイヤモンドに囲まれたこの素晴らしいストーンは、ルイ・ヴィトンのトランクを閉じる錠前の贅沢な解釈にほかなりません。このネックレスとコーディネートされるのは、20.67カラットのオーバルカットのピンクトルマリンを主役とするカフブレスレット。比類なきカラーレンジのカラーストーン60個が、ルイ・ヴィトンのシグネチャーである錠前に光のシャワーを浴びせています。これらに加えて本テーマは、マルチカラーのトルマリンのイヤリング2点と、厳選された輝かしい色調のトルマリンをセンターストーンとする絢爛豪華なリング4点によって完成します。


「ル・マニェティスム」
クッションカットを施した20.29カラットのスリランカ産サファイア。そのドラマティックなまで濃厚なイエローの輝きは、見る人を虜にします。このストーンにフォーカスを当てた「ル・マニェティスム」のネックレスは、合計152.86カラットのピンク、オレンジ、イエローのトルマリンが煌めく2連デザインです。

©Laziz Hamani
バゲットカットダイヤモンドをセットしたVモチーフ――ルイ・ヴィトンと共に、メゾンのトランクのコーナー金具の形状を象徴――から吊り下がっている主役のサファイアは取外しが可能で、チェーンに付け替えて別々に着用することもできます。このメインストーンのフレームの形状は、アイコニックなラゲージの長方形シルエットを彷彿させます。それぞれのトルマリンの間に挟まれるようにセットされたダイヤモンドはトランクのメタルスタッズを象徴しており、ルイ・ヴィトンが製作するハイジュエリーの美学の真髄を反映したパワフルな煌めきをもたらしています。加えて3点のリングには、それぞれピンクサファイアとピンクトルマリンのセンターストーンがあしらわれ、ダイヤモンドが美しいアクセントを添えています。


「ラ・ミニ・マル」
今回唯一のモノクロな色調のジュエリーセットである「ラ・ミニ・マル」は、2014年にメゾンが発表した「プティット・マル」の幾何学的な形状をホワイトゴールドとダイヤモンドで表現しています。トランクをそのすべての特徴と共にミニチュア化し、ルイ・ヴィトンフラワーカットダイヤモンドを飾り、ダイヤモンドパヴェのリンクを連ねた「ラ・ミニ・マル」は、フェミニンかつマスキュリンなテーマを代表するデザインとなりました。チョーカーには3個のミニ・トランクが飾られ――3個のルイ・ヴィトンスターカットダイヤモンドが煌めいていますが、そのうちの1個は3.34カラット ――ダイヤモンドをパヴェセッティングしたスクエアリンクの連なりに一層華やかさをもたらします。

©Laziz Hamani
同じデザインコンセプトの美しく、そして優美に下に垂れ下がるロングネックレスはトランスフォーマブルであり、1本のチョーカーと、煌めく2本のブレスレットに姿を変えます。前例のないエレガンスを誇るシグネットリングは、ダイヤモンドによるマルケトリが特徴。バゲットカットとラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが作り出す意匠が、ルイ・ヴィトンのトランクのシグネチャーである特徴を浮かび上がらせ、1.55カラットの壮麗なルイ・ヴィトンスターカットダイヤモンドを引き立てます。その他、このジュエリーセットはブレスレットとジュエリーウォッチによって構成されています。


「カクテルリング」
力強さと繊細さが融合した4点のカクテルリング。いずれも、中央にラウンドブリリアントカットのカラーストーンがあしらわれています。ラウンドシェイプによって一層美しさが引き立つのは、完璧な均質のカラーを持つストーンのみです。

©Laziz Hamani
ルイ・ヴィトンは3年の歳月をかけて、そうした比類なきクオリティのストーンを見出しました。ダイヤモンドのパヴェで覆われ、ジオメトリックにセッティングされているのは、見事なまでにピンク色に染まった1.30カラットのマダガスカル産パパラチアサファイア、目が覚めるほど鮮やかな1.34カラットのモザンビーク産ルビー、2.09カラットのマダガスカル産サファイア、1.34カラットの濃厚なヴィヴィッドグリーンのデマントイドガーネット。どれも華麗で洗練されたリングであり、スタッズやアングルマウントといった、トランクのシルエットを連想させる凝ったディテールで飾られています。これらのリングは、単体で着用することも、重ね着けで楽しむこともできます。


ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを融合した独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。

ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家アーティストデザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト www.louisvuitton.comをご覧ください。

レスポンシブル・ジュエリー・カウンシル(RJC)について
ルイ・ヴィトンは2012年、レスポンシブル・ジュエリー・カウンシル(RJC)の認証を獲得し、貴金属の採掘にはじまり、職人による製品化から販売まで、宝石のライフサイクルを通じて、RJCが推奨する道徳、労働、社会、環境保全を含む認証プロセスの効果的な実施に取り組んでいます。
詳細はhttp://www.responsiblejewellery.com/をご覧ください


編集部
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