日常の食にまつわるエトセトラを綴ったブログが話題となり、4月にエッセイ本「生まれた時からアルデンテ」を上梓した平野紗季子が伊勢丹新宿店本館2階イーストパークで「食」を切り口にした「平野紗季子の伊勢丹で八百屋展」を開催する。期間は8月6日から25日まで。
同展では前述のエッセイ本にも登場する東京・新橋のジューススタンド「ベジタリアン」とコラボしたペアグラス、トートバッグ、文房具や、アクセサリー作家crepe.とコラボしたサンドイッチ、白子、お寿司など食べ物モチーフのブローチを展開する。また平野がモデルの青柳文子と製作した「バターポップコーン」と「羊羹(ようかん)」をイメージしたプルオーバーパーカも販売する。店頭は平野の感覚により、八百屋のような空間になるという。
担当バイヤーは「ライフスタイルを大切にする顧客が増えると共に、ファッションと食やインテリアとの距離が近づいてきた。ファッションのフロアで、新しい食の切り口を提案できないかと考え、平野さんに伊勢丹でのポップアップを提案した。平野さんの食へのこだわりが商品の色選びにも込められている」とコメントする。
同展は日本橋三越本店でも8月13日から18日の期間、開催される。