「日本発の国際服」として1995年にデビューした「エポカ(EPOCA)」。19年目を迎えた今年、14AWシーズンよりミラノ在住イタリア人のガブリエレ・コランジェロをクリエーティブディレクターに迎え、「ジェントル ウーマン」のための大人のモード服にアップデイトされ、注目が集まっている。
コランジェロは、伝統的なテーラーの技やラグジュアリーなディテール、ミニマルなアウトラインというイタリア文化に培われた服作りにこだわり、都会的に洗練されたこれまでのエポカウーマンのイメージに加え、知的で優しさと強さを備えた女性像を示し、高感度な女性へアプローチする狙いを打ち出した。
その進化の核となるアイテムとしてジャケットをフィーチャーするポップアップショップ「10 stories of Jackets」が、9月3日から9日まで伊勢丹新宿店4階センターパーク/ザ・ステージ#4で開催されることになった。
ポップアップショップで提案される10のジャケットスタイルの中で、新生エポカを象徴するのが、1着のアイコンジャケット(6万6,000円)だ。このアイテムは、メイド・イン・ジャパンにこだわり、メンズのテーラー技術を取り入れてインポートブランドにも引けを取らない構築的なシルエットと着心地の良さを追求した逸品。日本女性の体形にフィットするニュースタンダードジャケットをエポカから発信していく。
このジャケットは、同素材でセットアップにするとオフィシャルなオンタイム仕様に、デニムと組み合わせるとカジュアルなおしゃれ着にもなる。価格も7万から8万円代と、ドメスティックブランド以上、インポート未満の設定。感度の高い女性の「買うべきジャケット」リストに入るに違いない。
更にポップアップショップでは三越伊勢丹限定の二つのカテゴリーからなる限定ジャケットが販売される。一つは、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で各1点のみ販売される世界で3点しかないシルクタフタのジャケット(30万円)だ。最も贅沢な色といわれる白のジャケットは、技術の粋が集まったアトリエのクチュール的な手仕事で完成したという。また、この限定ジャケットの30万円というハードルより低くなる、15万円台の魅了的なジャケット3型が用意されたのもうれしい。ラメ入りのジャカード素材、シルクウールで織りなすグリーンとシルバーの大胆な配色が特徴のパネルジャカード素材、ジオメトリックなパターンをスパングルで表現したブラックジャケット。いずれもメイド・イン・イタリアの大胆な素材が光っている。個性的な“私だけの・パーソナルな”ジャケット選びと着こなしは、ジャケットの存在感以上にその人なりのパーソナリティーを際立たせる。
もう一つのトピックは、これまで38、40、42(イタリアサイズ)だったものに、プレタポルテのではありえなかった39、41というサイズをプラスした5サイズ設定した3型のジャケットが店頭に並ぶことになっている。サイズ感やフィット感は着こなしとスタイルをきれいにみせる重大なポイントだけに「私だけのジャケット選び」の基準にしてはいかがだろう。
ポップアップショップは日本橋三越本店、銀座三越でも同時開催される。
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