「レクサス(LEXUS)」が今夏、初のコンパクトクロスオーバーSUV「NX」を発売した。
「プレミアムアーバンスポーツギア」をコンセプトに開発された同車は、都市ユースに相応しいシャープなライン、先進のエンジニアリングがもたらす軽快で機敏な走りが魅力。また、思い通りのハンドリングと快適な乗り心地を実現するために、アルミニウムや高張力鋼板、ホットスタンプ材などを効果的に使用して軽量化にも注力している。
同車の発売を記念して、8月26日、東京タワーに隣接する「STAR RISE TOWER」でパーティーイベント「LEXUS NX AMAZING NIGHT」が開催された。
MCを務めたクリス・ペプラーの呼びかけでまず壇上に立ったのは、レクサスインターナショナルプレジデントの福市得雄。登壇した福市氏は、新作の発表、パーティーを開催できた喜びを言葉にする一方、「レクサスはまだ歴史が浅く、“エピソード”がない。これからみなさんにもっともっと愛される車となることで、後世にまで残るエピソードを作っていけたらと思っている」とコメント。更に、期待されるエピソードの例として、「色違いの7台のLexusを所有して、曜日ごとに異なるカラーに乗るなんて人が出てきてもおもしろいと思う」とのユニークな見解を披露した。
続いて、8月25日からオンエアが始まった「NX」のTVCMがステージ両サイドの大型スクリーンに映し出されると、パーティ参加者達は、画面いっぱいに駆け抜ける同車のシャープな走りにくぎ付けに。
「シャンプー編」と題されたCM内では、シャンプーの泡にまみれながら走る「NX」を垣間見ることができるのだが、オンエア後には、CMの世界観を再現した大量の泡の中での走行体験イベントが行われた。
走行体験の会場となったのは、東京タワー地上駐車場。場内に設置された屋外ドライビングエリアは、全長136mというコンパクトな作りでありながら、光や音が変化するメリーゴーラウンドや最大15度の傾きを体験できる傾斜台など、10の異なる要素が盛り込まれて存分に楽しめるコース。大量の泡プールに飛び込みながら、CMで走行したドライバーの追体験ができる。チームラボが製作に参加している。
試乗イベント参加に先駆けてドライビングエリア内に足を踏み入れたのは、2007年ミス・ユニバースの森理世。中継でつながった会場のクリス・ペプラー相手にリポートする森は、高級車に似つかわしく華やかな装い。会場も一気に色めき立った。
参加者が順繰りに試乗する間、会場ではDJ大沢伸一、VJ丸野優によるパフォーマンスが行われ、ハイクオリティーな音楽や映像を楽しみながら、展示された「NX」とのツーショット写真を撮る人の姿も見られた。