「ニューヨーカー(NEWYORKER)」が、ブランド50周年を記念し、ウィメンズの新作ブレザー4モデルを発売する。
「Everybody Blazer, Everyplace Blazer.(年齢や性別に関係なく、あらゆるオケージョンでブレザーを着てほしい)」をスローガンとする同ブランドのアーカイブコレクションのシルエットを再現ながら、新たにメンズライクな仕様を取り入れたデザインが特徴。その素材も厳選し、滑らかな肌触りのカシミヤ100%や、光沢のあるウール生地、着心地の良いニット素材などを使用している。
8月に発売される「ミラクルクリンプ プレミアムフィニッシュ ブレザー」(5万3,000円)は、70年代に人気を集めた「レディース カレッジアン」を現代風に再現したもの。素材にはミラクルクリンプと呼ばれるスーパー130’sの最上級ウールを採用。自社工場でも最高級仕上げとなるプレミアムフィニッシュ加工が施され、上品な光沢感ある仕上がりとなっている。裏地はバーガンディーのストライプ柄。
9月発売の「ニットブレザー」は、80年代にヒットした同製品をアレンジ。ニット地は現代では貴重な日本製の編み機を用いて編まれており、成型編みのダーツや、2枚袖風の作りなど、こだわりの手法で仕立てられている。シングル(3万3,000円)とダブル(3万6,000円)の2型を用意。それぞれネイビーとレッドの2色展開となっている。
また、ニューヨーカーのハウスタータンを構成する4色でクラブストライプを表現した生地で仕立てられたのが、10月発売の「クラブストライプ ブレザー」(4万3,000円)。シルエットは2枚低めの衿腰、細いラペル、袖風の作りなどクラシカルだが、ウエストダーツを入れたことで現代女性の身体にもフィットするように考慮されている。ラッセル編みの素材を使い、70年代のモデルをアップデートしている。
そして、11月に発売されるのが「カシミヤ100% ブレザー」(7万6,000円)。メンズのパターンをベースとした、三つボタン段返りのシャープなシルエットが特徴で、ロゴ入りのオリジナルメタルボタンがアクセントとなっている。身頃にダーツを入れず、3面構成のパターンで仕立てた型は、女性の身体にフィット。日本製カシミヤ100%素材の柔らかない着心地。
尚、ニューヨーカーではブランドが設立された1月11日を記念し、毎月11日を「ブレザー・デー」に設定。当日はスタッフもブレザーを着こなして接客する。