東京・外神田にあるアートセンター「アーツ千代田 3331」は、参加型芸術イベント「3331千代田芸術祭 2014」を開催する。期間は8月23日から9月7日まで。
今年で4回目の開催となる千代田芸術祭は、美術や工芸、写真、映像など様々なジャンルによって繰り広げられる参加型の芸術祭。第一線で活躍するクリエーターが企画段階からアドバイザーとして参加し、全6部門に分かれて多彩な展示を実施。出展された作品に対する講評も行われる。
展示部門「3331アンデパンダン」による「誰もが参加でき、世界へとつながる展覧会」では、メインギャラリーに約200点のアート作品を展示。無審査、ジャンルレスなアンデパンダン方式で募集された作品が、500平方メートルに及ぶ巨大なメインギャラリーにエネルギーを充填する。23・24日にはゲストを招いての公開講評会も行われる予定。
マーケット部門「千代田ビアフェスティバル×三三三市」による「美味しいコラボ!拡がる出会いのマーケット」では、屋上にバザー感覚の出店が登場。新鮮野菜や手作りパン、セレクト雑貨、アートグッズなど様々なアイテムが販売される他、クラフトビールが味わえる「千代田ビアフェスティバル」も開催される。期間は29日から31日まで。
映像部門「10 min.motion」による「10分間で、世界の扉を開く映像展」では、収録時間を10分間に限定したショートムービーを募集。その中から審査員が選出した20作品が公開される。募集ジャンルに特に制限が無いため、コミカルから耽美的なものまで様々なストーリーが展開されるという。
パフォーマンス部門「おどりのば」が6日に行う「ジャンルを超えた身体のライブ」では、総勢約20組の参加アーティストが渾身のパフォーマンスを展開。コンテンポラリーダンスから伝統舞踊まで、ジャンルを問わない踊りの数々が繰り広げられる。
音楽部門「LIFE LIKE LIVE」が7日に行う「“生きている音楽”に出会えるライブ」では、ジャズピアニストからホーメイ歌手まで、約20組の参加者による公開講評ライブを開催。坂上弘やテニスコーツと梅田哲也によるゲストライブも行われる。
今回が初登場となるインタラクション部門「3331α Art Hack Day 2014」による「テクノロジー×芸術表現!高密度な3日間!」は、日本初のアートに特化したハッカソンイベント。50名のアーティストとエンジニアがコラボして、3日間に渡って新たな作品を製作する。期間は23日及び6日から7日まで。
そのほか、イベントの開催期間中には「千代田の奨学生@3331」や「3331横断!クイズラリー」といったイベントも開催される予定。
【イベント情報】
3331千代田芸術祭 2014
会場:アーツ千代田 3331
住所:東京都千代田区外神田6-11-14
会期:8月23日から9月7日
時間:12:00から19:00(9月7日は17:00まで)
入場無料