「バルマン オム(BALMAIN HOMME)」の15SSコレクションは、ダウンヒル(滑降)、F1レーサーのユニフォームから着想を得たコレクションを展開。
フランス・グルノービル冬季オリンピック(1968年開催)アルペンスキー代表選手ジャン・クロード・キリー(Jean Claude Killy)のウエアから、赤、ネイビーのカラーを用いた。それに加えて、60年代から70年代を象徴するオレンジというキーカラーが導かれ、トリコロールの組み合わせが生まれたという。
また、F1レーサーのウエアから着想を得たブルゾンやパンツはレザー仕立て。それらを、バルマンが得意とするビーズ刺繍で装飾し、ハード&ゴージャスなイメージでまとめている。つま先の開いたグラディエイタータイプのブーツを合わせることで、ルック全体を引き締めてモダニティーもプラス。スポーツとクチュールの融合を、絶妙なバランスで無理なく見せた。