デザイナー熊谷和幸によるブランド「カズユキクマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」が伊勢丹新宿店メンズ館2階インターナショナルクリエーターズで、初のポップアップショップをオープンした。8月12日まで。
落ち着いた色づかいと快適な着心地で、ここ数年同フロアでも大きく売り上げを伸ばしているというカズユキクマガイ。今シーズンは特にリアルなレイヤードスタイルを前面に出したスタイリングを打ち出している。担当バイヤーによれば「同ブランドは、メンズファッションの定番アイテムであるテーラードジャケットやライダースジャケットなどにストレッチを加えて機能性を高めると共に、街で着られる洗練されたストリートファッションとして顧客に支持されている」という。
今回注目なのは、迷彩柄とトラ柄をミックスさせたような「タイガーカモ」のテキスタイル。このテキスタイルでは、同トーンの色彩で横方向の柄を表現。同柄のアイテムはカーキ、ネイビー、ボルドーの3色展開で、ジャケット(4万7,000円)やショートパンツ(2万7,000円)を用意。ジャケットはテーラードとしても、胸元のホックを留めてスタンドカラージャケットとしても着用可能。ショートパンツは、レギンスとレイヤードすることで、これからの秋冬シーズンに対応する。
その他、毎年人気の高いフーデットコート(ロング6万3,000円、ショート5万8,000円)や起毛ニットのロングカーディガン(4万8,000円)、シンプルなシルエットのショートブーツやハイカットスニーカーなどが並ぶ。今シーズンから新たに登場したのは、ジョッパーズパンツ。様々なシルエットとカラーを展開し、シンプルな着こなしに変化を加えられる。
「カズユキクマガイは品質と価格のバランスが非常に優れている。様々なブランドの洋服を着てきたお客さまにも、そのバランスの良さが支持されているようで、ここ数シーズン大きく売り上げを伸ばしている。その価格面と実際のスタイリングへの取り入れやすさが魅力的だ」(同バイヤー)。