サンリオは、新作展示会「SANRIO EXPO 2014」を2月7日まで開催した。今回初の試みとして開幕前夜にプレスプレビューが開かれた。
今年は同社人気キャラクターのハローキティが40周年を迎えるため、それに合わせたアイテムを多くラインアップ。場内では、記念映像が流れる大画面が設置され、ハローキティ40周年記念オフィシャルソング「ハロー」を歌うスマップ(SMAP)の衣装も特別に展示。先日パリのセレクトショップ「コレット(colette)」でお披露目されたばかりの、「ミキモト×ハローキティ(MIKIMOTO×HELLO KITTY)」のハイジュエリーも登場。ファッションブランド「ピンクハウス(PINK HOUSE)」や、卓球ブランド「ワッパーバイピーピーエイチ(wapper by pph)」、アメリカのアクセサリーブランド「チャンルー(CHAN LUU)」、ガラス容器メーカー「ファイヤーキング(Fire-King)」などとのコラボレーション商品も多数並んだ。その他、サッカー日本代表の長友佑都選手とのコラボレーション商品や、ソチオリンピック記念商品、ハローキティやマイメロディのフェイスをかたどったエアコンや空気清浄機、ハローキティモチーフのピアノやギターなど、今後半年間に発売予定のアイテムが顔をそろえた。
更に、同社のキャラクターを用いた新たなビジネス機会も提案している。病院に親しみを持ってもらえるようデザインされた子供向け医療器具や、競馬やゴルフなどに若い女性など新たな客層を呼び込むための広告戦略、キャラクターを模したパンや肉まん、コーヒー用紙コップなどコンビニエンスストアに向けた新商品案、海外での認知度も高いハローキティを使った海外プロモーション案など、幅広いアイデアが紹介された。
サンリオの広報担当者は、「ゲストの多くはメディアの方々。普段の商談をベースとした展示会とは違う雰囲気の中で、シャンパンやスイーツを片手に可愛いモノたちを十分に楽しんで頂けたと思う。ハローキティは特にコラボレーション商品が充実しており、これからも増える予定。来年にはリトルツインスターやマイメロディが40周年を迎えるため、そちらにも注目して欲しい」と話す。