ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)はオートクチュールライン「ゴルチエパリ(GAULTIER PARIS)」の14SSコレクションを発表した。
今季は蝶からインスパイアされた。肩から二の腕に掛けてボリュームを持たせたジャケット、ブラウス、ワンピースなど蝶のシルエットを想起させる。シルエットもXラインが多く登場。モチーフは様々に取り入れられ、ジャケットのラペル、クラッチバッグの装飾、織り、刺繍、マスク、ヘアなど全体を貫く。蝶の姿形をそのまま上下半身に施したドレス類も披露された。
素材はひらひらと揺れ、軽い質感のものを多用。蝶が舞うかのようだ。その他、羽の翅脈からインスパイアされたかのような幾何学モチーフも取り入れられている。
途中、バーレスクダンサーのディータ・ヴォン・ティーズが登場し、妖艶なウォーキングを見せた。