三陽商会が展開する「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」は、青山店(東京都渋谷区神宮前5-7-20)を改装し、旗艦店ならではの充実したサービスを提供する「伝統と革新」を目指したショップとして3月8日にリニューアルオープンする。
エントランスには、ニューヨーク店内で使用されている壁「ザ・ウォール(THE WALL)」を採用。売場面積約729平方メートルの店内には、大理石と天然木のフローリングにベネチアンスタッコと呼ばれる漆喰の壁と南洋材の什器を置き、60年代のイタリアのインテリアデザインを思わせる空間を再現。ショップデザインにはインテリアデザイナーの植木莞爾を起用した。また外壁上部に新たに照明を設置し、青山店のアイコン的存在である石垣の夜間ライトアップを行う。
1階には昨年秋に日本展開を開始した「フィニアス・コール」のプレゼンテーションコーナーを設け、店内左側でウィメンズ、奥でメンズを販売。エントランス付近の雑貨集積コーナーでは、青山店改装オープンを記念した限定トートバッグやクラッチバッグを販売する。
2階にはメンズ・ウィメンズのフォーマルウエアとメンズのシューズを展開。直営店ならではのサービス「メイド トゥ メジャー」のためのコーナーを設け、着丈や袖丈などのパターンオーダーで行える補正に加えて、背中の反りや肩の上がり方のバランスなど細かな体型に合わせた最大57ヶ所の補正が可能なサービスを提供する。スーツの他に、シャツやカフス、ベルト等のアイテムもパターンオーダーにも対応する。