「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」メンズコレクションのデザインディレクターとして14-15AWよりアンジェロ・ルッジェリ(Angelo ruggeri)が起用された。シチリア島出身でジョルジオ・アルマーニ、トム フォードでキャリアを持つルッジェリは、昨年3月より以前にも経験を積んだセルジオ・ロッシのデザインチームに復帰した。
ミラノメンズファッションウィークで発表された14-15AWコレクションは、80年代初めのロックのテイストが散りばめられたコレクション。セルジオ・ロッシの伝統的なクラフツマンシップを50年代テディボーイスタイルの定番、クリーパーズ(ラバーソール)やサイドジップのビートルブーツ、モンクストラップシューズはポニーヘアーレザーやヒョウ柄で新しさを打ち出した。クラシックなブローグシューズもメタルスタッズやハトメでロックなテイスト。
更にアストラカンやグログランリボンのスリッパなどドレッシーなラインも、ブルーのアイテムがプロモーションカラーとして提案され、ルビーレッドなどのカラーも印象的にコレクションに加えられている。プレゼンテーションはディスコからナイトクラブに移行する80年代初めの演出。