国立代々木体育館で2月23日に開催されたメンズ雑誌『センス(SENSE)』のイベント「THE BLACK SENSE FESTIVAL 2014」で、「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」が、2014FIFAワールドカップブラジルにインスパイアされたコラボレーションTシャツを発表した。
「アディダス オリジナルス エンジン コレクション(adidas Originals Enjin Collection)」と名付けられたこのTシャツでは、アディダスが10のファッションブランドとコラボレーション。参加ブランドは、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「エーフォー(A.FOUR LABS)」「ベドウィン&ハートブレイカーズ(BEDWIN&THE HEARTBREAKERS)」「ブライトシングス(BRIGHT THINGS)」「ファセッタズム(FACETASM)」「ファクトタム(FACTOTUM)」「ルーカーバイネイバーフッド(LUKER by NEIGHBORHOOD)」「ポーター(PORTER)」「サスクワッチファブリックス(SASQUATCHfabrix.)」「Y-3」。ブラックのボディを基調とし、円陣を組んだときに輪を描くラインがバックに入っている。ラインのカラーはブランドごとに異なる。
会場で開かれたファッションショーには、サッカー日本代表の槙野智章選手とタレントの壇蜜が登場しランウエイを飾った。槙野選手は自分でセレクトしたというY-3のTシャツにカモフラージュ柄のパンツを合わせ、全体をモノトーンでまとめたルック。壇蜜は、ピンクのラインが入った日本代表ユニフォームに白いショートパンツを合わせ、脚を見せた。
壇蜜さんは、「男性ファッション誌のイベントに参加するのも、サッカーのユニフォームを着るのも初めて。スポーティーなユニフォームも、女性向けサイズが増えれば抵抗なく取り入れられる。ユニフォームに身を包んだ男性は圧力があり、ピシッとした雰囲気になる」と述べた。槙野選手も初のファッションショーモデルは新鮮だったといい、「ヨーロッパでは週末に家族でユニフォームを来てサッカー観戦に出掛けるのがスタンダード。日本はサッカー文化がまだ浸透していないが、コラボレーションTシャツをお洒落にコーディネートして街へ繰り出してみては」と話した。
Tシャツは会場で先行予約を受け付け、5月21日から27日までは新宿伊勢丹本館1階ザ・ステージで限定販売される。価格はいずれも8,532円。