スターチャンネルは、12月よりスタートしたコーナー「ブリリアント・シネマ(BRILLIANT CINEMA)」の第3弾として、第86回アカデミー賞授賞式を控えた2月は「DRESS THE MOVIES―衣裳デザイナーの世界―」を放送している。アカデミー衣装デザイン賞の歴代受賞デザイナーが手掛ける映画作品を紹介する。
2月19日の21時より、童話「白雪姫」を現代的に映画化し、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)が悪の女王を演じた『白雪姫と鏡の女王(Mirror Mirror)』(2012)を放送。コスチュームを担当したのは2012年に他界した世界的デザイナーの石岡瑛子だ。彼女はフランシス・フォード・コッポラの『ドラキュラ(Bram Stoker’s Dracula)』(1992)でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。『ザ・セル(The Cell)』(2000)や『落下の王国(The Fall)』(2006)でも衣装を手掛けている。遺作となった本作も同賞にノミネートされた。
26日の21時より、クリスティン・スチュアート(Kristen Stewart)がヒロインを演じた『スノーホワイト(Snow White and the Huntsman)』(2012)を放送。コスチュームデザイナーはコリーン・アトウッド(Colleen Atwood)。『シカゴ(Chicago)』(2002)、『アリスインワンダーランド(Alice in Wonderland)』(2010)でアカデミー賞衣装デザイン賞を獲得している。