「コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」の青山旗艦店内ギャラリーにて2月13日より、現代美術作家・花代(はなよ)の個展「灰色区域」が開催される。
今回は、一昨年以降に撮影されたモノクローム作品を展示。焦点をぼかしたフレームワークで、15年の歳月を経てドイツより帰国した花代が再び出合った日本を映し出す。本展は日本文化とコンテンポラリーアートの両接点を重視するコスチューム ナショナルが花代の持つ世界観に共鳴し実現。ブランドのアイコンカラーである「モノクローム」の作品のみを選んだ個展は、東京では初となる。
1970年生まれの花代は、15年に及ぶベルリンでの活動を経て2010年に東京に拠点を移す。日常をポップに撮影した写真集「ハナヨメ」を1996年に発表し、パリのパレ・ド・トーキョー、台北ビエンナーレ、ロンドンのヘイワード・ギャラリーなど海外でも作品を展示。花柳界での芸妓修行経験もあり、92年に「ザ・フェイス(The Face)」誌の表紙を飾るなどアーティスト、ミュージシャン、パフォーマー、モデルとして幅広く活躍している。
【イベント情報】
花代「灰色区域」
会場:CoSTUME NATIONAL | LAB
住所:東京都港区南青山5-4-30 CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex1階
会期:2月13日から5月15日
時間:11:00から19:00