2月13日まで、ニューヨークでポップアップショップをオープンしていたニッポニスタ。日本の良いものや良い人が海外でどう受け入れられたのでしょうか。
今回は、繊細な技術が光るデザイナー廣川玉枝による「ソマルタ(SOMARTA)」、刺繍作家小林モー子さんが主宰する「メゾン・デ・ペルル(maison des perles)」に現地で寄せられたコメントをレポートします。
レディー・ガガが着用したことで海外でも認知度が高まったソマルタですが、これまでニューヨークでの取り扱いはなく、インパクトのあるボディスーツに多くの人が足を止めて見つめていたとのこと。身体や柄の美しさを計算されたデザインは無縫製編機にプログラミングされたデータを読ませて編まれています。このボディニットシリーズはまさに日本のデザイナーが日本の技術によって完成させた技。そして、試着も可能だったニッポニスタのショップでは、多くの人にお買い上げも頂けたようです。
また、キリンやタコの動物など、ポップなモチーフに細かなビーズを手作業で刺繍してモチーフを作る小林モー子さんにも熱い眼差しが注がれました。ポップアップショップの実演を何度もご覧頂いたリピーターや、現地のブロガーからの取材が入ったり。いくつかの商談の話も舞い込んできたそうです!
こうやってニューヨークの街角で、実際にクリエーターたちの技を体感してもらうことで、日本や日本の物づくりに興味を持って頂ける人が1人でも増えたら……こんな嬉しいことはないですね。
次回は食にまつわるパーティーについてレポートしたいと思います。
それでは、また!