在日スイス大使館は、日本とスイスの国交樹立150周年を記念し、2月6日から9日まで東京・六本木ヒルズのアリーナにて公式イベント「スイス・デイズ(SWISSDAYS)」を開催する。
初日には開会式が行われ、来日中のディディエ・ブルカルテール(Didier Burkhalter)大統領は「スイスは“ハイジ”に登場する山や湖だけでなく、“ハイテク”な技術と産業も兼ね備えた国。東京の中心にスイスが出現する貴重な機会を楽しんで欲しい」と自国の魅力を語った。スイス人の母を持つタレントの春香クリスティーン、元駐スイス日本大使館料理長のシェフ・三國清三、アイガー北壁登攀に成功し現在はアウトドアブランド「モンベル(mont-bell)」代表を務める辰野勇など、親善大使5名も登場。式典後には、伝統楽器であるアルプホルン演奏者のエリアナ・ブルキ(Eliana Burki)らによるライブと、スイス相撲「シュヴィンゲン」のデモンストレーションが行われた。
会期中、ステージでは様々なジャンルのアーティストによるライブやシュヴィンゲンのショーを予定。夕方からは、巨大スクリーンにアルプス山脈などの3Dプロジェクションマッピングを投影し、LEDライトによるショーも実施する。フード&ビバレッジコーナーには、コーヒーやワイン、「リンツ(Lindz)」のチョコレートなど名産品がそろう。
また、東京タワーもスイス・デイズに合わせて9日まで特別ライトアップを実施。スイス国旗をモチーフとした特別プログラムでダイヤモンドヴェールを点灯する。日本とスイスで一部を共通のデザインとする特殊切手(1シート800円)も、全国の郵便局で数量限定販売中だ。