ファッションデザイナーのマリー・クワント（Mary Quant）は1934年2月11日生まれ。イギリス・ロンドン出身。

ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジでイラストを学ぶ。55年にチェルシーのキングズロードにブティック「BAZAAR」をパートナーのアレキサンダー・ブランケット・グリーンと共にオープン。57年にはナイツブリッジに2号店を開店した。

58年頃からミニスカートを売り出し大ヒット。その他、ホットパンツやロングブーツ、カラータイツなども考案し、「スウィンギング・ロンドン」を代表するブランドとして一世を風靡した。

66年には、コスメライン「マリー・クワント・コスメティクス」を発表した他、ミニスカートの功績により大英帝国勲章を受賞。69年にはRDIに殿堂入りを果たした。72年に初来日して以降たびたび日本に訪れており、83年には日本向けのレオタード、タイツ、ソックスコレクションも販売した。

2000年に自身のブランドを辞任している。