3月3日より世界最大規模の国際アパレルファブリックス&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス―スプリングエディション2014」が中国・上海世博展覧館で開催される。
同見本市では、イタリアなど欧州諸国に加え、中国を中心とするアジア諸国からも多種多様なアパレルメーカー、服飾資材・付属品業者などが集結し、最新のコレクションを展示する。
アジア諸国で最大規模となる韓国パビリオンは、韓国ファッション協会(Korea Fashion Textile Association)と韓国繊維織物輸出入組合(Korea Textile Trade Association)の共催によって50社以上が出展。展示の中心はハイファッション向けファンシー素材と機能素材。
台湾パビリオンには40社以上が出展し、高品質コットンやデニム、ニット、ウール混などの織物からアクセサリーが紹介される。
日本ゾーンでは、瀧定名古屋や豊島、チクマを始め約20社が最高級コットンやニット、最新デザイン、最先端のテキスタイル技術を展示する。今回、2013年秋展の成功を経てインドパビリオンも初出展する。
なお、インターテキスタイルトレンド委員会は15SSのトレンドを表現する四つのテーマを設定。「Breathe(息づき)」「Play(遊び)」「Dance(舞い)」「Dive(潜り)」の各テーマに沿った色、素材、プリントデザインが出展者から収集され、インターテキスタイルディレクショントレンドフォーラムで発表される。また、中国国内トレンドにフォーカスしたファブリックチャイナトレンドフォーラムでは、「Smart City」「Aesthetic Fantasy」「Midnight Palace」「Fascinating Tribe」という4テーマで提案される。