現代美術家の村上隆は1962年2月1日生まれ。東京都出身。現代美術の芸術運動「スーパーフラット(Superflat)」の発案者として知られている。
91年、東京芸術大学大学院在学中に個展 「TAKASHI, TAMIYA」を開催し、現代美術家としてデビュー。93年に同校の美術研究科博士後期課程を修了。アニメ、フィギュアなどのサブカルチャーを題材にした作品が有名で、ロサンゼルス現代美術館、ヴェルサイユ宮殿、ソウルのサムスンプラトー美術館でも個展を開催するなど、世界的に評価されている。
アート作品の制作・マネジメントを行う「カイカイキキ」を主宰しており、青島千穂、タカノ綾、ミスター(Mr.)、オビ(ob)等が在籍。また02年より、参加型アートフェア「ゲイサイ(GEISAI)」を日本と台湾で年に1回ずつ開催。2012年には映画作品「めめめのくらげ」で監督デビュー、13年に中野ブロードウェイに自身のプロデュースによるカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」をオープンするなど、幅広く活躍中。
2003年に「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」とのコラボレーションで話題になり、昨年は自身が監督したオールCGアニメーション作品「シックスハートプリンセス(6HP)」をモチーフとした「シュウウエムラ(shu uemura)」クリスマスコレクションを発表した。