ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が、1月22日パリファッションウィークにて2015-16秋冬メンズコレクションを発表した。
ファーストルックで顔に煤が付いたようなメイクを施したモデルが着用したのは、ゆったりとしたダブルのジャケットにワイドパンツ。始末は裁ち落とし。全身ブラックで身体を包んだヨウジヤマモトの変わらないシックなコードだ。
続いて見られたのは、異素材のパッチワーク。ツイードのセットアップには、ポケット、膝などに光沢ある別生地が用いられ黒×黒の組み合わせはより深みを帯びる。また、パンツの渡り、ジャケットの脇など部分的に切り替えを用いたり、半身だけグレーやブルー、レッドなど別カラーを接ぎ合わせたジャケット、切り取り線のようにスラッシュが入ったパンツなど複雑なパターンも同ブランドならでは。深い池のようなマーブルプリントは鮮烈な印象だ。
ヨウジヤマモト2015春夏でパリコレクションデビューしたモデルの栗原類も登場した。