グッチ(GUCCI)のクリエーティブディレクターに、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任する。
アレッサンドロは02年にグッチのデザインオフィスに入社。11年にはアソシエイト・クリエーティブディレクターに昇格しており、14年9月からは傘下の陶磁器ブランド「リチャード・ジノリ(Richard Ginori)」のクリエーティブディレクターを兼任していた。
グッチでは前クリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)が退任しており、アレッサンドロはその後任としてブランドを率いることになる。その初コレクションは、2月25日にミラノで開催される15-16AWウィメンズコレクションにて発表される予定だ。
今回の人事について社長兼CEOのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)は「今後のグッチがあるべき姿において、ミケーレが考えるコンテンポラリーなビジョンを高く評価しました。アレッサンドロは素晴らしい才能があると同時に会社とデザイン チームを熟知しているため、彼の新しいクリエーティブディレクションを迅速かつ円滑に実現出来ると確信しています」とコメント。
また、ケリングの会長兼CEOのフランソワ=アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)は「アレッサンドロ・ミケーレは、グッチに更にコンテンポラリーな展望をもたらし、ブランドの歴史をエキサイティングな新たな一章へと導くのに必要な資質とビジョンを兼ね備えています」と語っている。