銀座メゾンエルメス フォーラムは、現代美術家モニカ・ソスノフスカ(Monika Sosnowska)の展覧会を1月20日から開催する。3月31日まで。
ソスノフスカは1972年ポーランド生まれ、現在ワルシャワを拠点に活動。建築物をモチーフとしたインスタレーションや彫刻で高い評価を受けている。その特徴は壮大なスケール感にあり、放棄された建築物の壁や階段などのディテールを断片的に抽出し、作品に落とし込む。それは、共産主義の崩壊とともに、公共施設や建築物が打ち壊されていく姿を目の当たりにした、祖国での原体験にインスピレーションを得たものと言われている。
今展はソスノフスカにとって日本初個展。“個人宅のゲート”を題材とした新作が発表される。政権が崩壊し、夢や希望が消えても、生き残って再生していく人の回復力を表現した、ソスノフスカからのメッセージ性を強く感じる作品となるという。
【イベント情報】
「ゲート」モニカ・ソスノフスカ展
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
会期:2015年1月20日から3月31日
時間:11:00から20:00(日曜日は19:00まで)
休廊日:会期中無休
入場無料