高橋盾率いるアンダーカバー(UNDERCOVER)が伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージで期間限定イベントを開催中。28日まで。新たに誕生するメンズライン「ザ・シェパード(The Shepherd)」は、同イベントで初披露となる。
ザ・シェパードは、高橋自身が今着たいと思う服、等身大で着られる服を提案する。ブランド名にある「シェパード」とは、羊飼い、先導者という意味を持つ言葉。02年から07年にかけて5年間10回に渡り、アンダーカバーのパリコレクションのバックステージを収めた富永よしえの写真集『the Shepherd』にも感化されたのだという。ラインアップも袖部分にシャーリングが施されたテーラードジャケットや胸元やポケットに子羊がデザインされたシャツやパンツなど、シンプルな中に遊びのあるアイテムが用意された。
また、会場には様々なブランドとのコラボレーション限定アイテムが多数そろう。アンダーカバーとコム デ ギャルソンや、イギリスのルイスレザーズ(Lewis Leathers)とコラボレーションした限定レザージャケットや、ワコマリア(WACKO MARIA)とコラボレーションで、アンダーカバーのアイコンであるリンゴ型ライト「GILAPPLE」 がレオパード柄になって登場する。
今回のファサードは、蛍光ピンクや蛍光グリーンなどポップなカラーが目に入る。展開アイテムにもゴールドやシルバーに加え、オレンジ、ブルー、イエロー、ピンク、パープルとカラーパレットのような多彩なTシャツやアウターがそろう。
同イベントの担当バイヤーは「常に新しさを求めるファッション業界において、ノームコアのような流れに対するカウンターカルチャーへの注目が高まっている。そのカウンターカルチャーの一つは、90年代のファッションのように強さがあるものであり、一つはモノトーンに対する色彩だと思う。ファッションの楽しさが伝わるような伝えられたら」とコメントする。