フレッシュな気持ちで新年を迎えると、持ち物も一気に刷新したくなるもの。毎日使うバッグもそのうちのひとつである。伊勢丹新宿店本館1階バッグ売場では、そんな気持ちに応えるかのごとく数々のプロモーションを実施する。お気に入りのアイテムが見つかるよう、概要を紹介していきたい。
新春の第一弾を飾るのはゲンテン(genten)。1月3日から12日までの期間、「Meets the TAKUMI」と題した、“匠”をテーマにしたプロモーションを開催する。京都市より初代「未来の名匠」に認定された友禅彫刻師・西村武志が会場へ足を運び、同ブランドアイコンバッグの「トスカトレ」にその場で絵柄を彫刻する実演販売を行う。カラーは、ヌメベージュ・ブラウン・ネイビーの3色をそろえ、彫刻の柄は、麻の葉柄・青海波柄・桔梗柄など10種を用意。刀ひとつで繊細な京友禅の世界を浮かび上がらせる。この他スマートフォンケースの販売や、伊勢丹新宿店限定色による財布のカラーオーダーまで、正月ならではの特典が目白押しな10日間となる。
13日から19日までの一週間は、アンテプリマ(ANTEPRIMA)のワイヤーバッグコレクションにフォーカス。可憐なフィオーリ(花)が散りばめられた「フィオリトゥーラ シリーズ」を主役に、16SS新作もお目見えする。
20日から26日までの期間は、春のイットバッグにいち早く出合えそうな、ジェローム ドレフュス(JEROME DREYFUSS)のプロモーションを実施。機能美の中にエスプリが宿る同ブランドは、“エフォートレスシック”をテーマにボヘミアンテイストとNYのトレンドスポットSOHOを掛け合わせた、ボーホーシックなバッグを展開する。デザイナーのジェローム ドレフュスはイザベル マラン(ISABEL MARANT)の夫であり、一つひとつのシリーズに男性の名を冠していたり、すべてのバッグにペンライトが付いていたり、そのユニークさも魅力として注目されている。会期中、同ブランドバッグの購入者にペンライトを収めるケースをノベルティとして配布する。
27日から2月2日までは「MADE in ITALY for AMMIMAJUS」と題し、ヴィアレプブリカを始め、アルキミアやエリザベスヤンなど、いま注目のイタリアブランドと、三越伊勢丹オリジナルブランド・アンミマユス(AMMIMAJUS)が共同開発したバッグが一堂に集結。バイヤーが直接海外へ出向いて、日本人ならではのサイズ感や使い勝手、旬のカラーリングにこだわって開発した限定品をそろえる。
目白押しのプロモーション企画で、新しい1年を晴れやかに彩るバッグがきっと見つかるはず。三が日が過ぎたら、お正月気分の抜けないうちに買い物へ繰り出してみてはいかがだろうか。