フィンランドの人気姉妹デュオ・Mimmit(ミミット)。日本に短期間住んでいたこともあるという日本通の二人に、フィンランドのクリスマスの過ごし方、そして音楽について聞きました。
ーお二人の故郷・フィンランドではどのようにクリスマスを過ごすのでしょうか?
私たちの故郷・フィンランドのカレリア地方のクリスマスシーズンは、雪景色がとても美しい季節。私達の母が料理上手で、クラフトを教えていたりもしたので、クリスマスは家を飾り付けて、色々な料理を用意し、家族で過ごしてきました。フィンランドでは、24日のクリスマスイブ、25日のクリスマス、その翌日の26日と3日間、クリスマスのお祝いをするのが習わし。我が家はちょっとユニークで、26日にはお寿司を食べていたのよ。
ーフィンランドでお寿司ですか?
実は、私(ハンナマリ・妹)は10年くらい前に、彼と高円寺に住んでいたことがあって、お寿司も好きなんです。姉のパウリーナも20年程前、東京藝術大学で数ヶ月、琴を勉強していたこともあるんです。
ー来日ライブでも、琴のようなシルエットの楽器を演奏されていましたね。あれは、なんという楽器なんでしょうか?
琴のような弦を肩にかけて演奏していたのは、フィンランドの伝統的な楽器で「カンテレ」といいます。
ー今年の三越伊勢丹グループのクリスマスキャンペーンソング「LETKIS JENKKA」を歌うミミットのお2人ですが、今後の活動について教えていただけますか?
今回は6日間と短い来日期間でしたが、日本橋三越本店での店頭ライブもとっても楽しかったです。曲に合わせて躍ってくれたお客さんもいて、いい雰囲気でしたね。フィンランドに戻ったら、すぐ翌日からライブです。子供達にむけて演奏することになっています。
ーミミットの2人の衣装には、動物や草花のモチーフがデザインされていて、伝統的なフィンランドの風景を思わせますね。お2人のオススメのクリスマスソングはありますか?
フィンランドのクリスマスソングにも、動物たちのクリスマスを歌った曲があってお気に入りです。
【Mimmit(ミミット)プロフィール】
フィンランドの伝統文化が色濃く残るカレリア地方ラーキラ出身の、Pauliina Lerche (パウリーナ・レルヒェ)と Hannamari Luukkanen (ハンナマリ・ルーカネン)による姉妹ユニット。フィンランドでは2人をモデルにしたアニメ番組が放送されるなど国民的人気を誇る。今回の来日では、スカイツリーや浅草、合羽橋を訪ね、パウリーナは娘に浴衣をお土産にしたと教えてくれた。