伊勢丹新宿店本館2階センターパーク ザ・ステージ#2では「アクセサリーマーケット(ACCESSORY MARKET)―Choose happiness―」が開催されている。12月25日まで。
同イベントはシーズンごとに行われるアクセサリープロモーションで、今回で開催4回目を迎える。会場では素材やものづくりなどの“原点回帰”をキーワードに、注目度の高い13ブランドがラインアップされた。伊勢丹担当者によれば“自分仕様”もまたキーワード。カスタムを得意とするブランドが集まったことから、売り場をアトリエ風に装飾するアイデアが生まれたという。
参加ブランドの一つ「ジョリリ(JOLILI)」は、フランス語で“ステキ、かわいい”の意味を持つ“JOLI”を“更に楽しそうな響きに”して、ブランド名としている。リングのティアレ(1万4,000円)、ディアマン(1万4,000円)、ジグザグ(1万6,000円)など、ネーミングもかわいいアイテムは、いずれも金または銀製。デザイナー川瀬靖子氏は「素材を叩いて形を変えている時間を楽しむことも大切にしている」とコメント。
「フェノメナ コレクション(phenomena collection)」のデザイナー辻冬華は、写真家としても活躍してきたことから、アクセサリーが光を受けたときに生じる“影”にも興味を持っている。影がダイヤのような形を作る「ここでしか見えないもの Cリング」(6万円)、カットされた素材に太陽光が当たると虹が出現する「光の先に見えるもの」(リング3万5,000円、ピアス1万5,000円)など、唯一無二のアイテムがそろう。
大手国内自動車メーカーでプロダクトデザイナーとして活躍していたデザイナーのTanaka Yukaが手掛けるのは「ルクス(luxu)」。独自の完成が煌めくOriシリーズは、リング(3万1,500円から)、ピアス(2万6,000円から)に至るまで、折り紙の折れ線をイメージさせる構造体が神秘的なアイテムがそろっている。
多摩美術大学彫刻科で鉄を専攻していた寺西麻紀 のブランド「ルーチェ マッキア(Luce macchia)」もユニークそのものだ。光をまとうガラスのジュエリーは、なめらかな質感と繊細なデザインが相俟って独自の空気を放つのが魅力。クラウンリング(8,000円から)、ハニカムリング(7,000円から)など各アイテムのネーミングもかわいらしい。
この他会場では、「ラマナ ジュエルズ(lamana jewels)」「アン バイ ヨシダトモヨ(un by yoshida tomoyo)」「チャンルー(Chan Luu)」「マユ(mayu)」「ルラメイ(LULA MAE)」「シモン(simmon)」「サレット バイ エリタケカワ(salet by Eri Takekawa)」「ミニマムナッツ(MINIMUMNUTS)」「グラビ トーキョー(GULABI TOKYO)」が紹介されている。