アートに触れたくなる秋のシーズンには、展覧会やイベントなどが盛り沢山。本、映画、展覧会、水族館など“芸術の秋”を堪能できるお出かけスポット8選をご紹介。見て・触れて・体感して、五感を刺激!
■アートブック界を牽引する300組以上のアーティスト、出版社が世界中から集まる「THE TOKYO ART BOOKFAIR」
今年で7回目を迎える、アジア最大のアートブックフェア「THE TOKYO ART BOOKFAIR」が9月19 日から9月21日まで、京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパスで開催される。進化するアートブックの「いま」を覗いてみては?
■秋の風を感じながら、シャンパンと映画を華やかに楽しむ。モエの屋外イベント、東京ミッドタウンで開催中
六本木・ミッドタウン・ガーデンに、10月4日までの期間限定で「ミッドパーク・シャンパン・ラウンジ by MOET & CHANDON」がオープン。また、期間中の金曜夜に、ラウンジの先にひろがる広大な芝生広場では、屋外の巨大スクリーンで映画上映をする「MOET GARDEN CINEMA(モエ ガーデン シネマ)」も開催中。
■蜷川実花×すみだ水族館のコラボ公開。蜷川カラーに染まるクラゲと万華鏡の幻想空間
東京スカイツリータウン内のすみだ水族館で、蜷川実花がプロデュースする「蜷川実花 × すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」が12月27日まで開催している。壁と天井に約5,000枚の鏡を敷き詰めた万華鏡空間と、蜷川実花カラーに染まったクラゲ、漂うアロマの香りで5感を刺激する。
■写真家・鈴木理策、約8年ぶりの大規模個展開催。まなざしの追体験から「見ること」を示す
東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている、写真家・鈴木理策の個展「鈴木理策写真展 意識の流れ」。“意識の流れ”は、見るという行為により、自然とその体験に引き込まれていく、鈴木自身が感じた感覚をもとにしている。会期は9月23日までなのでお早めに。
■ムーミン出版70周年記念イベントが松屋銀座で開催。日本初「アラビア ムーミン マグ」全73点が登場
『ムーミン』の出版70周年を記念して、9月23日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて「MOOMIN!ムーミンSTORY」が開催中。会場では、90年から現代までに生み出された、フィンランドのアラビア・ファクトリーの「ムーミン マグ」全73点が一同に揃う!
■チームラボが創造する“光の宇宙”…新作「クリスタルユニバース」を銀座で発表
銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、チームラボの新作「クリスタル ユニバース(Crystal Universe)」がお披露目。作品の中を歩き、光を肌で感じ宇宙に溶け込む、アンリアルな体感をしてほしい。会期は9月27日まで。
■「ヤン・ファーブル展」エスパスルイ・ヴィトンで開催中。輝くスカラベの骸骨など日本初公開
ベルギー人アーティスト、ヤン・ファーブル(Jan Fabre)の展覧会「Tribute to Hieronymus Bosch in Congo (2011-2013)」が、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中。注目は、日本初披露の昆虫・スカラベの鞘翅(さやばね)を用いたモザイク作品。こちらも9月23日までなのでお早めに。
■ベトナムの光と影をダイナミックに映し出す、ディン・Q・レの日本初となる個展が開催
戦争や虐殺を題材に扱うベトナム人アーティスト、ディン・Q・レの日本初となる個展「ディン・Q・レ展:明日への記憶」が森美術館で10月12日まで開催中。日本の戦後70年、ベトナム戦争終結から40年という節目に、歴史を再考してはいかがだろう。