「日本の良いものを銀座の地から発信したい」、9月16日のリフレッシュオープンでは、その思いを形にした銀座三越のコスメフロア。今回のリモデルに合わせ、同店から季刊のコスメ誌『Ginza Style BEAUTY』が創刊した。
「売り場からの発信性を高めて行きたい。その上で、銀座三越らしい新しさを熟慮した」と、今回のリモデルのコンセプトを話す三越伊勢丹化粧品バイヤーの佐藤希奈佳さん。同誌は広報誌ながら、バイヤーの彼女自身が編集者の立場となって発信。実際に手に取る読者との距離を近づけた誌面構成になっている。
例えば、“「きれい」のレベルアップに必要なエッセンスは?”というテーマでメイクアップアップアーティストをゲストに迎え、自らが対談。巻頭メッセージも女性ファッション誌風で、充実したコンテンツが並ぶ。
「2015年秋 創刊号」のキャッチコピーは「銀座から、世界へ。」。新しく取扱いを開始するブランドの紹介を始め、スキンケアやメイクアップ、フレグランスにヘアケアなど、ブランドの魅力を詰め込んだ一冊に仕上げられている。
「海外のコスメブランドは、その洗練されたパッケージが目を引き、モダンでスタイリッシュなものが多く、そこがカッコいい。それに対して、日本のブランドは慎ましく、シンプルな印象。しかし、優れた研究に裏付けされ、(商品の内容は)非常に高品質であることはビューティ関係者にはよく知られている。そんな日本の良さを銀座三越の選んだ化粧品から伝え、提案して行きたい」と佐藤バイヤーの思いは熱い。
佐藤バイヤーの言う「“自分史上最高の美”を目指す、すべての銀座のお客様へ」が見え、探す助けとなる『Ginza Style BEAUTY』を手に、新しくなった銀座三越で自分にひそむ、まだ見ぬ美しさを見つけたい。