バーバリーが“デジタル施策”を強化。LINE、Apple Musicで新展開

2015.09.17

バーバリー(BURBERRY)が9月16日、メイクアップコレクションの国内展開をスタートした。15日からLINEの公式アカウントで、16日から銀座三越阪急うめだ本店に新開設した「バーバリー ビューティ ボックス」にて販売を行っている。

近年、デジタル施策を強化しているバーバリー・ジャパン。今回、メイクアップコレクションを販売するために、15日から21日までの期間限定で「バーバリー ビューティ ボックス on LINE」を新たに開設。さらに同日には、ファッションブランドで初となる、Apple Musicの公式チャンネルも開設された。

LINEには、今年の1月に公式アカウントを開設。2月には、リアルタイム動画配信機能「LINE LIVE CAST」を利用して15-16AWコレクションをライブ配信した。今回、バーバリー公式アカウントの集客と、LINEのEC機能を連携させた「バーバリー ビューティ ボックス on LINE」で販売されるのは限定セット3種類だ。

Apple Musicのバーバリーチャンネルでは、2010年から行っている若手ミュージュシャンの支援プログラム「Burberry Acoustic」の参加アーティストや、これまでバーバリーのショーで使用された楽曲などが配信されている。

市場での事業拡大戦略の一環としてオープンする銀座三越、阪急うめだ本店の新店舗は、世界初の“カウンター形式”となっており、バーバリーCCO兼CEOのクリストファー・ベイリーがデザイン監修を担当したスペースには、ロンドンの路面店「バーバリー ビューティ ボックス」のコンセプトが取り入れられた。

店内では、メイクアップコレクションのフルラインアップから、新作ウィメンズフレグランス「マイバーバリー(MY BURBERRY)」を始めとしたフレグランス、ポーチやスカーフなどのファッション小物類までを展開する。また、商品に付けられたRFIDを読み込むだけで、そのアイテムと自分の肌の色との相性や発色を画面上でシミュレーション出来る「デジタル リップネイル バー」を設置。その他、「マイバーバリー」の90mlボトルにイニシャルを刻印するサービスや、代表的なルックのメイクアップサービス、フレグランスコンサルティングなどの多様なサービスも行われる。
HEW
  • バーバリーがメイクアップコレクションの国内展開をスタート
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