エルメネジルド ゼニア クチュール(Ermenegildo Zegna Couture)が“メイド イン ジャパン”プロジェクトを始動。14SSコレクションより、同ブランドのヘッドデザイナーを務めるステファノ・ピラーティと、日本のニュージェネレーションのアルチザンたちとのコラボレーションが実現した。
イタリアのデザインであるが、全ての素材が日本製という今回のカプセルコレクション。日本のチッチオ(Ciccio)の上木規至、山神シャツ、アパレルメーカーのブロウズ(BROWZE)などとタッグを組み、スーツやジャケットはもちろん、ブルゾン、シャツ、シューズ、バッグなどアクセサリーまでのフルラインナップを作製した。
更にこのカプセルコレクションのビジュアルは、日本の写真家、ホンマタカシによって撮影されている。出演は俳優の加瀬亮、クリエイティブディレクターのムラカミカイエ、料理人の長谷川在祐、音楽家の渋谷慶一郎、建築家の重松象平といった顔ぶれ。映画界・ビジネス界・クリエーションなどと多ジャンルにおいてそれぞれの個性を持って活躍する5人の“キー・オピニオン・リーダー”が、このカプセルコレクションが持つ「日本の若く優秀な才能を招聘し、コレクションに更なる感度とノウハウを吹き込む」という特別なコンセプトを体現するものである。
“メイド イン ジャパン”の全4ラインは9月5日より銀座グローバスストアにて先行発売。続いて10月より大阪のグローバルストアでも展開される予定だ。ステファノ・ピラーティのデザインと、日本製のテーラーリングとファブリックにおける日本文化・伝統の融合を体感して欲しい。
ホンマタカシ撮影の動画 --5人の“キー・オピニオン・リーダー”のインタビュー