ELワイヤーを用いた“光るダンス”が、ソニーが手掛ける「Xperia(エクスペリア)」のTVCMなどで起用され話題を呼ぶ、ダンスアーティスト集団「レッキン・クルー・オーケストラ(Wrecking Crew Orchestra)」。そのリーダーを務めるYOKOIが、12月5日からスタートする宮本亜門の新作「SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う」で振付演出を務めることが明らかとなった。
03年に結成された「レッキン・クルー・オーケストラ」は、「世界一のSHOWタイム」を始めとしたTV番組に出演した他、ロンドン、ラスベガス、香港、シンガポールなどの世界各地で公演を行ってきた。
そんな彼らに以前から注目していたという宮本亜門が、構成・演出をが手掛ける今回の新作「SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う」。物語の舞台は、テクノロジーによって豊かな自然が戻りつつある一方、富裕層と貧困層の格差が拡大した未来の地球。ある日、地球は宇宙人による衝撃を受け、地球史上最大の危機に陥る中、世間からつまはじきにされ、見向きもされないでいた社会の負け犬たちが立ち上がり、奇跡を起こすというストーリーが展開する。
劇場ではこの物語を、セリフを一切使わず、プロジェクションマッピングやレーザーを使った光や音、映像、ダンス、アクションのみで紡いでいく。ストリートダンスをベースに様々な要素を組み合わせ、大人の遊び心をふんだんに取り入れることで、これまでにないエンターテインメント作品に仕上げている。
【公演詳細】
「SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う」
■東京公演
期間:12月5日~15日
会場:新国立劇場 中劇場
住所:東京都渋谷区本町1-1-1
■大阪公演
期間:16年1月7日~11日
会場:シアターBRAVA!
住所:大阪府大阪市中央区城見1-3-2