伊勢丹新宿店メンズ館では、3月11日から、4階インターナショナルラグジュアリーフロアで「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」など、三越伊勢丹限定商品「オンリー・エムアイ 春のキャンペーン」で紹介する。
これは顧客のニーズや関心の変化への対応などを目的としたもの。同店担当バイヤーは、「世界一流ブランドを一つのフロアに集積するだけでなく、フロアでの買い回りやブランドを越えたミックス・コーディネートの提案など、三越伊勢丹限定商品を中心に今後も提案したい」と話す。
今シーズンは、スポーツウエアに使われる素材や機能、ディテールを取り入れたスタイルやスーツとスニーカーのコーディネートなど、さまざまなシーンでスポーティーで快適なスタイリングが注目されている。
ジョルジオ アルマーニは、スポーツラグジュアリーをテーマに、スポーティなジャージーにビスコースレーヨン、ナイロン、ポリウレタンなどを使用することで、都会的で上品な雰囲気に仕上げたブルゾン(18万円)とパンツ(8万8,000円)などを提案。ブルゾンの襟部分には収納できるフードを付け、袖はラグランスリーブにするなど、機能的なディテールも盛り込んでいる。パンツはリラックスしたシルエットだが、ほどよくフィットしたトップスとのバランスがアルマーニのスタイルを表現。また、限定商品のスニーカー(9万円)もディテールにリアルなワニ革などを使い、リラックスしたスタイルの中にラグジュアリーな雰囲気をプラスしている。
「エトロ(ETRO)」からは、ブランドのアイコンであるペイズリーを大胆に使用したセットアップとしてもコーディネイト可能なパーカ(12万円)とパンツ(9万3,000円)を展開。鮮やかな色使いで魅せる、遊び心溢れる大人のカジュアルスタイルを楽しむことができる。
「ミッソーニ(MISSONI)」は、トレンドカラーであるブルーやイエローを同ブランドならではのカラーミックスで表現した、ビーチリゾートなどで活躍するウェアを提案。柔らかなパイル素材のフード付きトップス(15万円)でリラックスしたスタイルの中に、スポーティーな感覚を取り入れている。
サルヴァトーレ フェラガモは、限定商品として、クロコダイルやヘアリーカーフなどをポイントにしたハイカットのスニーカー(17万円から43万円)を紹介。
「ブルネロ クチネリ(Brunello Cucinelli)」は、ネイビーを使った綿100パーセントのカーディガン(13万4,000円)とベスト(13万7,000円)、茶色のタイ(3万3,000円)、ブルーと茶の牛革の靴(17万5,000円)とともに、限定商品である綿100パーセントのブルーのシャツ(7万8,000円)と茶のパンツ(8万3,000円)を展開。着回ししやすいスタイルだが、カジュアルなムードをタイで締めている。
「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」は、2014秋冬からスタートした“フィレンツェ ライン”の伊勢丹限定スーツを展開。春夏らしくブルーを基調としたブラウンストライプスーツ(23万8,000円)は、同ブランドの着心地感を存分に体感できる。
「ブリオーニ(BRIONI)」2015年春夏コレクションは、マルチ・カルチャーな活気に満ちたロサンゼルスをイメージしている。伊勢丹新宿店と三越日本橋店だけの限定商品であるスーツ(69万円)は、定番モデルであるブルニコ(Brunico)を原型にしたピークドラペルだ。シャドウでグレンチェック柄が入っているほか、スーパー150のウールを使用することで、より複雑な柄の出し方が、上質でラグジュアリーな雰囲気を出している。
「ダンヒル(dunhill)」は、英国の伝統的な柄であるウインドウペンを使ったウール100パーセントのスーツ(34万8,000円)、シャツ(4万8,000円)、ネクタイ(2万9,000円)を提案。クラシックでトラディショナルな印象を与えるウインドウペンをピークラペルのスーツにすることで存在感と個性を引き立たせている。
なお、3月14日と15日には同店メンズ館4階で、フラワーデザイナー佐藤俊輔による実演(両日共に11時から17時まで)なども予定している。