3月6日に発売された、「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」の新ファンデーション「タン アンクル ド ポー」(25ml/6,500円)の売れ行きが好調だ。イギリスでは発売を前に1万2,000人の予約待ちが発生。日本でも同ブランドが昨年発売したファンデーションに比べ、3倍の売り上げを見せている。
タン アンクル ド ポーはリキッドの滑らかさや艶やかさに、パウダーの手軽さと持続力を兼ね備えたファンデーション。そのイメージは時間の経過で水分が揮発し、色素だけが残るインクに発想を得たものだ。滑らかに伸びるリキッドは肌に伸ばすと、オイルの揮発と共にパウダー状に変化。極薄のヴェールとなって肌にしっかりとフィット。表面は羽のようにサラサラとした触感のまま、美しい仕上がりが持続する。更にピグメントをマイクロコーティングすることで、時間の経過による色あせの影響も抑えられた。
また、従来のラスティングファンデーションで使用されていたラススティングポリマーを使用していないのも特徴。代わりに皮脂に吸着してジェル状に変化する親油性アクティブ、汗を吸収する親水性アクティブのハイブリッド成分とピグメントだけが肌に残るように設計されている。これにより、厚ぼったさや重さを感じさせないまま、皮脂崩れや汗崩れから肌を守ることが可能になった。
日本人女性の肌色に合わせた全7色展開。先端を細くしたアプリケーターは、羽ペンにインスピレーションを得たもので、液だれせずに肌に滑らかに塗付出来る。ボトルはイヴ・サンローランを代表するスタイル「ル・スモーキング」をイメージし、サテンブラックの黒とタキシードジャケットのラペルのような直線的なラインを施したデザイン。そこには、“ファッションは滅びても、スタイルは永遠である”というサンローランの哲学が込められている。
アイテムの発売を記念して、3月11日には恵比寿のact squareでパーティーが開催された。会場にはモデルのソンミや女優の瀬戸早妃を始め、芸能人、モデル、ブロガーなど250人が来場。新ファンデーションを試せるメイクアップドレッサーでは「リキッドなのにさらさら」「軽くてストレスフリー」「カバーするのに薄づき」などの声が寄せられた。