パリに入ったので、ミラノの食レポでも。18年振りのイタリアは変わりなく食べ物が美味しかった。私は『美味しんぼ』を全巻そろえるほど意外と食に興味あり。人間食べなきゃ生きていけないからね。というわけでコレクション巡りの合間に行ったおすすめ飲食店をご紹介でごんす。
イタリアと言えば、ピッツァ。ミラノの定番ピッツァ店スポンティーニはアメリカンなピザのように分厚くふかふかなピッツァを提供。メニューはマルゲリータの大小のみという超シンプルな構成だ。夏には東京にオープンすることが決まっているので日本で話題になること間違い無し。因みにイタリアのピッツァというと薄くてかりかりのクリスピータイプが連想されるけど、本物はそうではなく、ちょっと水分があるものらしい。
製薬工場をリノベーションしたCarlo e Camilla in Segheriaはタレント的スターシェフが手掛けるシャレオツ人気店。「最後の晩餐」のように横並びになった長いテーブルを皆で囲むスタイル。交差したテーブルが十字架のようでインテリアと相まって宗教的な印象。様々な具材を使う新感覚イタリアンキュイジーヌが楽しめる。
最後はファスト(?)フード。日本では広尾のフレンチフライ店アンドザフリット(AND THE FRIET)が流行ってるけど、ミラノでもポテトが大人気。昨年オープンしたアムステルダムチップス(Amsterdam Chips)が話題になっていた。オープン当初は行列ができていたとのこと。私が行った時も客足は途絶えることなく、ポテトが売れていく。メニューはポテトのサイズとソースを選ぶのみというこちらもシンプルな打ち出し。こういったある意味割り切った漢らしいフードが流行るのか!?味はというと、フレッシュネスバーガーのポテトに似た感じか。この世に不味いポテトは存在しません。日本にも上陸しそうなお店。
5月のフードをテーマにしたミラノ万博が待ち遠し過ぎる。