三陽商会は、「日本の拘りのものづくり」により昨年好評を博した「100年コート」を、モデルと色、サイズ展開を更に充実させ今年も展開する。
三陽商会は設立70周年を迎える2013年に策定した「タイムレスワーク(TIMELESS WORK.)」ほんとうにいいものをつくろう。」というタグラインのもと、三陽商会を象徴する「100年コート」を製作。厳選された国産素材を用い、前から見るとセットインスリーブ、後ろから見るとラグランスリーブの「スプリットラグランスリーブ」を採用するなど「日本における匠の技に拘ったものづくり」を結集させる。
今年は、ダブル前仕立てのトレンチコート(メンズ8万9,000円、ウィメンズ8万2,000円)に加え、シングル前仕立てのバルマカーン(メンズ7万6,000円、ウィメンズ7万3,000円)を新たに開発。ウィメンズではロング丈のダブル前仕立てのトレンチコート(8万9,000円)も追加される。
13年11月より実施の、会員専用ラインによるアフターサービスや商品情報提供が受けられる「100年オーナープラン」も続行。100年コート購入客のみが入会できるプランで、既に購入者の3割強が入会したという。100年コートは直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」で7月25日より先行受注販売、全国有名百貨店で9月中旬より順次発売。
今年は、三陽商会と自社工場のサンヨーソーイングによる縫製はもとより、尾州産上質毛織物、カシミヤ100%などの表素材まで日本製にこだわった「タイムレスコート」も発売。メンズにはチェスターフィールドコート(ウール9万5,000円、カシミヤ26万円)やバルマカーンコート(18から25万円)など5型、ウィメンズにはウール100%のピーコート(6万9,000円)やダッフルコート(8万9,000円)、カシミヤ100%のタイロッケンコート(28万円)など6型が登場する。サンヨー・アイストアで8月25日、全国有名百貨店で10月上旬より順次発売開始。
「バーバリー(BURBERRY)」とのライセンス契約が2015年春夏シーズンで終了を迎える三陽商会だが、今まで培ってきた技術力を活かした独自開発のアイテムでブランド力向上を図りたいところだ。