ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が、上海・外灘に立地するイフェン・ギャラリア店2階のギャラリースペースで「Pleasures of the Imaginary」展を開催している。9月末まで。
展示されているのは、中国全土で活躍する7名のフォトグラファーやアーティスト達が“空想の快楽”を探究し創り上げた作品。それぞれが現代的な生活や文化に独自の解釈を加えた結果として、現代の中国人アーティストたちの、芸術に対する深い情熱を立証する内容となっている。
キュレーションを担当するのは、復旦大学で視覚文化論と中国現代写真論を専攻する顧錚教授。教授は写真家としても知られ、ニューヨーク大学のパーソンズ・スクール・オブ・デザインやスミソニアン博物館などでの展覧会のキュレーターも務めた経験を持つ。
ボッテガ・ヴェネタのクリエーティブディレクターを務めるトーマス・マイヤー氏は、「これまでの展覧会に勝る、感動的かつ刺激的な作品を集められた。お客さまにもその魅力を存分に堪能して欲しい」とコメントを発表している。
1年を通じて様々な展覧会を開ける常設スペースが設けられている同店は、世界各地にあるボッテガ・ヴェネタのブティックの中でも極めてユニークな存在。ギャラリーの運営は、「ボッテガ・ヴェネタのお客にとって、芸術や文化は重要である」との思想に基づくと同時に、「次世代アーティストの活躍を促す文化事業支援」も目的としている。