「フェンディ(FENDI)」はイタリアのシューズブランド「シルバノ・サセッティ(Silvano Sassetti)」とのコラボレーションシューズを8月に発売する。
同シューズは14-15AWコレクションで発表されたもの。フランス製の高級レザーを使用し、職人が1足4日から6日間かけて製造している。サセッティが得意とするムラ感のあるカラーが特徴。「セレリア」のハンドステッチがフェンディらしいアクセントになっている。
靴職人のシルバノ・サセッティはイタリアで“最高の技術と精神を併せ持つ職人”を指す「マエストロ・カルツォライオ」の正統継承者。レザーシューズによく用いられる「グッドイヤー・フェルト」製法に代わり、インソールに薄い皮を、ミッドソールにはコルクの代替としてフェルトを使用、インソールに接着するリブのウォールを縫製後に寝かしなおすという「グッドイヤー・フレックス」という製法の生みの親でもある。この製法でヨーロッパやアメリカ、日本で特許を取得しており、氏の作るシューズは従来と同等の耐久性を持ちながら、軽くて反りが良く、履き心地も柔らかいと評価されている。
今回販売されるのはレースアップシューズ(ダークブラウン、バーガンディ)、ホールカットレースアップシューズ(ブルー)、ローファー(ダークブラウン)の計3種類。価格はすべて各12万4,500円。