ポータークラシック、伊勢丹メンズでTシャツ手刷りオーダー会開催

2014.07.07

吉田カバンの創業者の息子である吉田克幸が2007年に創業した「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」は、Tシャツにシルクスクリーンで手刷りを施すカスタムオーダー会を伊勢丹メンズ館8階メンズレジデンスで行っている。7月15日まで。

ブランドは毎年夏に直営店でTシャツにシルクスクリーンのプリントを施すカスタム展を行っており、今年はそのTシャツカスタムの一部を同館でも行う運びとなった。

シルクスクリーンのイラストは、同ブランドのアートワークを手掛けるmimoeによるもの。子供の日常のシーンを描いた単色のデザインや、先の光景を連想させる柔らかいタッチのイラストなど15型からTシャツにプリントするデザインを選ぶことが出来る。サイズはXSからXLまで5サイズ用意。素材選びから吉田が行ったというTシャツは、サイドに接ぎの無い丸編みで、脇にもシルクスクリーンプリントを入れることが可能だ。昨年に比べ、首回りを広めに変更することで、女性客でも着やすいTシャツに変更したという。オーダーから納品までの期間は約10日間。価格はTシャツ体の7,000円に加え、プリント代(500円から3,000円)を加算する。

店頭の販売担当者は「ポータークラシックの顧客層は20代から60代と幅広いが、物づくりの工程について興味があり、上質な物を長く使いたいという共通項を持っている。店頭でも動きのよいナイロンに藍を製品染めしたカバンは、経年変化が楽しめるなど、味わいが増していくところが支持されている。今回のTシャツも自分だけの1枚として、長く愛用してもらえたら嬉しい」とコメントする。

ポータークラシックは、“物づくりの原点に還り、日本の物づくりの良さを表現する”という姿勢が伊勢丹が年間通して提案している「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」の考え方と合致したことから、今年の4月より同館8階に常設のショップを展開している。
編集部
  • 丸編みのTシャツは生地から吉田氏がセレクトしたという
  • シルクスクリーンの木型が店頭に飾られる
  • 子どもの日常を描いたイラストもTシャツにプリント可能
  • 旅先の光景のようなシーンが描かれたイラスト
  • mimoeによる温かみのあるタッチのイラスト
  • 店頭ではカバンや洋服も展開する
  • 経年変化が楽しめる藍染めの鞄は人気が高い
  • お針子さんが手仕事で仕上げたブローチ
  • 吉田氏が骨董市で見つけた鳥をアレンジしたネックレス
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