パリのパレ・ド・トウキョウで「今日、世界が死んだ」展を9月7日まで開催中の杉本博司によるトークショー「宴のあと。トウキョウ・デ・パレ・ド・トウキョウ」が、東京・六本木のイマコンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)にて7月26日16時から18時まで開催される。
写真家、現代美術作家、蒐集家、著述家、建築家、そして能や狂言など伝統芸能との深いかかわりなど近年の活動全般を振り返りつつも、現時点での杉本にとっての「写真とは?」という問いに臨む。聞き手は、長年にわたり杉本の作品を観続けてきた美術ジャーナリストの鈴木芳雄。
トーク後には杉本と鈴木を囲んでのアフターパーティーを開催。シャンパンを飲みながら歓談を楽しめる。参加費は一般6,481円、雑誌『IMA』定期購読会員5,833円。いずれもサイン入り写真集『オンザビーチ(ON THE BEACH)』ハードカバー版(5,370円)付き。
1948年東京生まれの杉本は、立教大学を卒業後にロサンジェルスのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び、74年よりニューヨーク在住。NY自然史博物館のジオラマを撮影した「ジオラマ」シリーズ、全米映画館などで撮影した「劇場」シリーズなどがあり、作品はメトロポリタン美術館やロンドンのテートギャラリーなどで展示。近年は執筆や設計、人形浄瑠璃の構成や演出なども手掛けている。