ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)が7月19日、14-15AWシーズン立ち上がりと共に一部内装を変更し、オープンする。コンセプトの「美しい混沌」に則った新ブランド導入や各ドーバー ストリート マーケットを巡回するインスタレーションも展開となる。17・18日は準備のため休業する。
新規買い付けブランドは、「C.E」「リトゥンバイ(WRITTEN BY)」「ビアンカ・シャンドン(BIANCA CHANDON)」「パレス・スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」などカジュアルテイストが多い印象。また以前イベントを開催した「ドーサ(DOSA)」が常時取り扱いとなる。
以前より扱われている「ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)」「J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)」「シモーネ・ロシャ(SIMONE ROCHA)」「ポール・ハーンデン・シューメーカーズ(Paul Harnden Shoemakers)」はスペースとして拡充する。4階「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」は青山旗艦店と同じくインテリアデザイナー・片山正通がデザインしてリフォーム。更に新設コーナーとして、独自編集スペース3ヶ所、メンズジュエリースペース、サングラススペース、「ナイキラボ DSM GNZ(NIKELAB DSM GNZ)」を予定している。
イベントでは、1階エレファントスペースにジョナサン・アンダーソンによる新生「ロエベ(LOEWE)」がお目見え。6階では気鋭の英国人アーティスト、ゲイリー・カード(GARY CARD)によるスペシャルインスタレーション「トーキングヘッズ(Talking Heads)」が開催される。このインスタレーションは、ゲイリーがドーバーから最新シーズンのサングラスを面白いヘッドでディスプレイしてほしいというオファーを受けてスタート。「クレイジーなピエロの頭」で、と要望されたという。
スチロール樹脂製のピエロの彫刻をJASMONITE素材でコーティングし、「ペンキを塗る段階で機械が完全に壊れちゃった」イメージで、ネオンカラーのペイントを撒き散らすように施した。すべての彫刻作業を自身で行ったゲイリーは「プロセスはいつも楽しかった。造形的な物を作ることに情熱を持っているから、今回の仕事は夢のようだった」とコメントしている。
その他、様々なブランドの取り扱いフロア変更が行われる予定。