オンワード樫山は、ウィメンズブランド「エニィ スィス(any SiS)」の新成長戦略発表会を東京・恵比寿ガーデンプレイスで開催した。
1999年のデビュー以来、20代の働く女性にフィットするクロージングを提案してきたエニィ スィスだが、会議やデートなどのシーン別だけでなく「悲しい」「嬉しい」など感情のTPOを重視したブランドへと刷新する。「自立した大人の女性の一歩手前で揺れ動く20代女性の背中を押すブランドにしたい」と同社代表取締役社長執行役員の馬場昭典氏。
9月18日から放送開始のTVCMは「わたしをふやそう。」がプロモーションメッセージ。ブランドミューズに起用された大政絢、早見あかり、吉倉あおいの3名が、カフェや海など24のシーンで様々な姿を披露する。テーマミュージックには槇原敬之作詞作曲『どんなときも』の女声ボーカル版が採用され、様々な気分に寄り添うブランドであることを表現。
大政さんが「今までの撮影で一番“素”の自分だった」と語るCMは、ミューズ達の等身大でナチュラルな表情が魅力。大政さん着用のスカートはウエスト部分がゴムになっており、早見さん着用のファーベストや吉倉さん着用のコートも肌触りの良さが特徴。
発表会には、物真似メイクで有名な「ざわちん」が大政絢風のメイクを施したモデルと共に登場し、会場には本人含め5人の「大政絢」が存在する状態に。大政さんは「不思議な感覚。私が増えた」とコメントし、まさに「わたしをふやそう。」を体現する一幕となった。