サムスン電子ジャパンが、GALAXYシリーズのタブレットとして初のフラッグシップモデルとなる「GALAXY Tab S」を発売することを発表した。
同モデルは、1.9GHzクアッドコアと、1.3GHzクアッドコアからなる、日本初のオクタコアCPUを搭載。高性能コアと省電力コアを不可に応じて使い分けることで、強力な処理能力と高いバッテリー効果を実現している。
また、3GBのRAMを搭載している他、ストレージ領域の大きさゆえ、大容量コンテンツも気楽に楽しめる。圧倒的な色の再現力、鮮やかさ、明るさを実現した、解像度WQXGAのスーパー有機ELディスプレイ搭載のため、一般的な液晶ディスプレイの約1.3倍の広色域を実現しているばかりか、従来の液晶ディスプレイと比較して100倍の高コントラスト比を実現している点にも注目が集まっている。
さらに、8から9インチクラスのタブレットでは最薄・最軽量となるコンパクトサイズであるため、持ち運びも容易に行える(GALAXY Tab S 8.4約212.8×125.6×6.6mm、約294g、約8.4インチ/GALAXY Tab S 10.5約177.3×247.3×6.6mm、約465g、約10.5インチ)。
発売に先駆けて開催されたローンチパーティーには、会場の装飾を担当したフラワーアーティストのニコライ・バーグマンと、モデル・女優として活躍中の西山茉希が登場。
50種類2万本のバラを使ってパーティー会場を染め上げることで、GALAXY Tab Sの色彩美を表現したというニコライ氏は、実際に同商品を2週間使ってみて、その色彩の美しさに感動したという。2日前には、仕事で訪れた大宰府で自然溢れる光景を撮影したと話し、「色味が細部まで再現されるから、対象物を寄りで撮るのもいつもより楽しめた」とコメント。また、軽量サイズであるため、今後もプレゼンなどに持参して活用したいと語った。会場に置かれた同商品には、ニコライ氏がビジュアルアドバイズを務めた花の写真も表示された。
同商品でタブレットデビューしたという西山さんは、「過去に携帯で撮りためた写真をタブレットで見たところ、鮮やかに再現されすぎて、撮影の不得手さを認めざるをえなかった」という笑い話を披露。また、GALAXY Tab Sで撮影した自身の手料理が会場大画面に映し出されると、「きれいな画面なら見栄えもぐんとアップするので、料理の腕が実際より高く評価されそうで嬉しい」とご満悦。さらに、昨年誕生した第一子となる娘の写真も公開。「GALAXY Tab Sはハンドバッグにすっと入るサイズなので、いつも持ち歩いて、これからも子どもの成長をおさめ続けていきたい」と母親らしい一面を覗かせた。
GALAXY Tab Sは、8月1日より、ビックカメラ、ヤマダ電機 LABI、ヨドバシカメラ他の「GALAXY SHOP」で販売。8月1日から10月31日までに購入申込した人を対象に、日経電子版(有料サービス)を90日間無料で試せるキャンペーンを展開中。