「エルメス(HERMES)」は、ウィメンズプレタポルテのアーティスティックディレクター、クリストフ・ルメールが、10月1日に発表される15SSコレクションをもって退任することを発表した。
ルメールは、ジャンポール・ゴルチエの後を継いで10AWシーズンより同職に就任。ゴルチエとは打って変わったテイストでエルメスのスタイルとエレガンスを確立した。
クリストフは退任にあたり「エルメスのために仕事をすることは、プロフェッショナルとしてのみならず一個人としての経験を豊かなものにしてくれました。それは私にとって大変貴重なことであり、喜びでした。私達が共に築きあげたものをとても誇りに思います。私自身のブランドの重要な成長段階における今、その仕事に専念する必要があり、またそれを願う次第です」とコメントを発表。
また、エルメスのCEOアクセル・デュマは、「私達のメゾンのウィメンズプレタポルテの世界観に一層の豊かさをもたらしてくれたクリストフの情熱にとても感謝しています。彼が非常に大切にしている自身のブランドの素晴らしい成功を願っています」とコメントしている。