「マイキータ(MYKITA)」は、フォトグラファーのマーク・ボスウィック(Mark Borthwick)が手掛けたアートブック(2万8,900円)を発売する。
マイキータと6年にわたるコラボレーションを続けているボスウィックだが、今回は大西洋の囲まれた火山源のランサローテ島で撮り下ろした。友人や家族、モデルが島に集結し、黒いビーチ、岩の断崖絶壁、塩生植物が生息する荒涼とした風景で、型にはまらない自然のイメージを表現。すべてのショットがライカのアナログカメラで撮影され、フィルムの露出過多によって表現されたプリズム効果がボスウィックらしいスタイルだ。
3種の写真から各33セット、世界で計99冊のアートエディションを限定発売。フォトプリントの裏には、ボスウィックのサインとナンバリング入り。7月中旬より東京・渋谷のマイキータショップトウキョウ(MYKITA SHOP TOKYO)で発売。
ロンドン生まれのボスウィックは、フォトグラファー、フィルムメーカー、そしてミュージシャンとして活動。90年代にアバンギャルドなファッションフォトで脚光を浴び、雑誌『パープル(Purple)』『i-D』などに掲載。近年はマイク・ミルズ(Mike Mills)、ショーン・マーシャル(Chan Marshal)、クロエ・セヴィニー(Chloe Sevingy)ともコラボを実現した。