ミュージシャンのリンゴ・スター(Ringo Starr)は1940年7月7日生まれ。イングランド・リヴァプール出身。元ビートルズのドラマー。
3歳の時に両親が離婚し、母子家庭で育つ。学生時代は病弱で、 入退院を繰り返しており、この入院中に医者から教えてもらったのがドラムだったという。
複数のバンドに所属しながら腕を磨き、「ロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズ」として活動していた62年8月に、当時のメンバーだったビート・ベストと入れ替わる形で「ビートルズ」に加入。ビートルズと出会った時には既にリヴァプールではトップレベルのドラマーだった。同バンドの中では、作詞作曲した曲、リードボーカルを務めた曲は最も少ない。代表曲は『イエローサブマリン』。
私生活では、65年には彼のファンであったモーリン・コックスと結婚し、長男ザックを儲ける。しかし76年に離婚。その後、現在の妻であるバーバラ・バックと再婚する。
ビートルズの解散後はソロ活動を続け、シングル・アルバム共に順調にヒットを重ねる。ビートルズの中でも最も穏やかな人格者で知られ、解散後も他のメンバーと良好な関係を持ち続けており、彼のソロアルバムはそれぞれのメンバーから協力を得ている。今年1月のグラミー賞授賞式でポール・マッカートニーと共演し、大きな話題となった。