伊藤忠商事は、米国アウトドアファッションブランド「ペンフィールド(PENFIELD)」が創設40周年を迎える2015年に向け、メインラインの「ブルーレーベル」に加え14-15AWよりハイエンドライン「ブラックレーベル」を展開する。
ブラックレーベルはアウトドアやストリートファッションに精通したヨーロッパ著名デザイナー監修のもと、約40年にわたり築き上げてきたブランドの世界観を現代風に表現。日本ではイモトとブラックレーベルの販売契約を締結し、主な販路であるセレクトショップの他、「ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)」や「ディッキーズ(Dickies)」「エクストララージ(X-LARGE)」などのブランドとのコラボモデル、「ロンハーマン(Ron Herman)」などの小売店との限定モデルを展開する。
アジア最大のアウトドア市場である韓国では、アイオリ社(AIOLI Co., LTD.)を通じたペンフィールドのモノブランドストアをオープン。ブラックレーベルを加えることにより更なるブランド価値の強化に努め、芸能人を起用したテレビや雑誌、SNSなどのメディアでの露出、ブロガーによる発信も行いつつ、14年末までに期間限定店も含めた15店舗まで拡大予定。伊藤忠が商標権を保持する日本及びアジア4地域全体では、5年後に小売上代ベース100億円の売り上げが目標。
1975年にボストンで誕生したペンフィールドは、ファッション性と機能性を両立するアウトドアウエアブランドとして商品を発表。伊藤忠商事が12年10月に権利を取得し、日本を始めとするアジア各地で順次展開。