作家・鈴木康広の展覧会が彫刻の森美術館で開催、日常に新しい発見!

2017.07.21

作家鈴木康広展覧会「鈴木康広 始まりの庭」が、8月5日から翌年2月25日まで彫刻の森美術館 ギャラリー/マルチホールで開催される。

鈴木康広は、何気ない日常を題材に、日頃見逃してしまいそうなものや自然現象を新しい感覚で解釈した作品を制作している作家。2001年にはNHK番組「デジタル・スタジアム」にて発表した映像インスタレーション「遊具の透視法」で最優秀賞を受賞、その後2009年に羽田空港で開催されたデジタルパブリックアート「空気の港」ではアートディレクターを務め、2010年の瀬戸内国際芸術祭で発表した船の航跡をファスナーが海を開くように見立てた「ファスナーの船」などといった作品が話題を集めた。

今回の展覧会では、性質の異なる三つの展示室で構成された本館ギャラリーを舞台に「空気」、「重力」、「反転」、「瞬間」などのテーマによって「庭」に見立てた構成で、「上/下 重力と磁力の彫刻」や、「自然を測るメトロノーム」、「軽さを測る天秤」など、新作10作を含む58点を展示。さらに、マルチホールには代表作「まばたきの葉」の他に、目を閉じた瞬間を撮影する体験型の作品「まばたき証明写真」、1分間に1回まばたきをする「まばたきの時計」といった、まばたきがテーマの作品4点が展示される。

【展覧会情報】
「鈴木康広 始まりの庭」
会期:8月5日~18年2月25日
会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー/マルチホール
住所:神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
入館料:大人1,600円、高大生1,200円、小中生800円
会期中無休
HEW
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