アンリアレイジ(ANREALAGE)のスタンダードライン・アンシーズン(anseason)が2018年春夏コレクションより、春夏メンズ及び春夏ウィメンズプレコレクションシーズンの7月に時期を移して発表した。
「アンシーズンアンリアレイジ」として2014年にスタートした同ライン。シーズン毎にテーマを変えて実験的なアプローチを行っているアンリアレイジに対し、シャツやステンカラーコート、デニムパンツといった日常に寄り添うベーシックアイテムを展開している。
これまでメインコレクションと同じく、2~3月と9~10月のウィメンズシーズンに発表していたが、今回前倒して発表したことについて「半年というシーズンのサイクルで終わらせるのではなく、過去にアンリアレイジとして取り組んできたテーマや手法を、シーズンを超えてより長く着られるものとして、新たなスタンダードを築いていきたい」という想いがあるという。
2018年春夏コレクションでは、ウィメンズアイテムを拡充させ、ウィメンズ、メンズともに25型の計50型のウエアを展開。15種以上の編み地を組み込んだパッチワーク風素材をベースにしたジャージーのセットアップや、ドライフラワーを樹脂で閉じ込めたボタンを用いたワンピース、その樹脂加工したドライフラワーをプリント柄にしたブラウス、モザイク模様のデニムに加えてアイコニックなワイドショートパンツなどがラインアップする。
今回、アイテムの発表に加えてルックも公開された。モデルには、モトーラ世理奈と、コーネリアス(Cornelius)の小山田圭吾の息子である小山田米呂を起用している。